FPの回答へコメント

FPの回答

  • 中嶋よしふみ(中嶋よしふみ@保険を売らない普通のFP シェアーズカフェ )

    東京都

    2012.06.04

現状で4200万円で売れる、と仮定するならば、借金はせずに次のマンションを現金一括で買われるのが損得で考えれば一番でしょう。
ローンの借り入れ時には様々な手数料がかかりますので、住宅ローン減税によって金利分程度は相殺される可能性はありますが、それ以外の手数料は余計に発生します。
従って、もう少し貯金を増やしてから買う、もしくは多少貯金が減ってしまっても買う、という判断でよろしいかと思います。

ただし、現状で家にそこまでお金を突っ込んでしまっても良いのか、せっかく増えた貯金を減らして良いのかという事も考えないといけません。
老後になって新しく買った家に住めないような事情が発生する可能性はあります(家では介護できないので施設にはいるなど)。
そういう意味では、もっと安い家を買って、手元に豊富な現金を残しておく、という選択肢もありでしょう。高く売れるうちに売ってしまって賃貸に住みながらじっくり次を探すという方法もあります。
お子様がいらっしゃらず、今後も生まれる予定が無いのであれば、そこまで大きな家も必要は無いかと思われます。
予算を大幅に減らして安目の家を買っておいた方が、家がが不要になった時の処分もしやすくなります。
家は高額なほど売りにくく、貸しにくくなるからです(もちろん立地やグレードも影響しますが)。

現在の年齢で家を買うとなると終の棲家となるでしょう。
老後のプランニングまで含めて家の予算は考えられるとよろしいかと思います。

持ち家を考える上で、参考になると思いますので、よろしければ以下の記事もご覧下さい。

持ち家は資産か? 持ち家に関する二つの幻想 ---中嶋 よしふみ
http://agora-web.jp/archives/1444327.html

シェアーズカフェ
店長・中嶋よしふみ
http://sharescafe.com/
ありがとうございます。大変参考になりました。
またアドバイスいただくかもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。

2012.06.04


+ 全文を見る

返答を書く

回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。

質問したときのパスワード[必須]

コメント内容[必須]