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FPの回答

  • 西畑昌彦(三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス)

    三重県

    2012.06.03

はじめまして、FPの西畑です。

借入期間が35年の場合、完済の年齢は72歳となります。
万一定年が60歳のままですと退職後の返済が困難になる恐れがあります。
退職金で繰上返済をしようとお考えであれば、老後の生活資金は別途貯蓄していく必要があります。

また、5000万円の借り入れでこの返済額ですと0.9%弱の金利で計算されてますね。
変動金利でしょうか?
お子様がまだ小さいのでフラットで長期固定金利を選択された方が家計の支出も把握できるので安心だと思います。

年収が完済まで下がらないとすると年間返済額は170万円くらいが妥当だと思います。

フラット35Sエコ(A)が使える物件であれば
借入額は3700万円までにされ返済期間は28年とすると今の収入であれば大きな問題はなく返済可能だと考えられます。
60歳までに完済するのであれば返済期間23年として借入額は3200万円までとした方が安心です。

お子様の教育資金を準備しながら定年までに完済できるような返済額を設定するのが最も良い返済計画だと思います。

ただ、購入する物件価格によっては計画通りにならないかもしれません。

その場合は返済額に余裕を持つために返済期間を少し長めに設定する方法もありますが、その際には奥様の収入は繰上返済用に貯蓄し、いつの時点でいくら繰上返済をすれば何年返済期間が短くなるかを予め把握しておく必要があります。
それが分かっていればその分だけ返済期間を長くしてもリスクは避けられるでしょう。

まずは返済期間と完済までの返済額を決めることをお勧めします。


http://fp-netoffice.com





固定金利1.1%ですと固定期間は5年程度だと思います。
また変動金利0.65%は確かに低い金利ですが、金利は半年ごとに見直されますので元本と利息の割合が半年ごとに変わり、返済額は5年間変わりません。

もしこの状態ですと5年後に金利が見直されます。

5年後の借り入れ金融機関の基準金利からどれだけ優遇されるかにもよりますが、おそらく返済額は増えるものと思われます。

ただ、環境がよく気に入っている物件であれば頭金を増やし、先の読める返済計画を立てることで返済額が変化するといったリスクは回避できます。

奥様の預貯金を極力使わずに繰上返済に回すといった考えは定年後も返済が続くような返済期間を設定する場合には当然必要です。

またローンを組む方で、70歳や80歳まで設定される方はおそらく自分で設定したわけではなくハウスメーカーなどが返済できる金額に合わせるために設定した期間だと考えられます。

人それぞれライフスタイルや生活レベルに対する考え方は異なりますので、70歳や80歳まで返済が続いた場合に生活上問題が出るかどうかは分かりません。

ただ、退職後年金生活になり毎月10万円を超えるような住宅ローンの負担は生活をしていく上で重荷になる方の方が多いように感じます。


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2012.06.03


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