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FPの回答

  • 渡邉誠(有限責任事業組合FPパートナーズ)

    静岡県

    2010.02.06

資産運用として、

 1、ドル建変額終身保険
 2、介護保険
 の加入を勧められたが、判断がつかないと言うご質問ですが

 第1に、外貨は為替変動があり、その変動幅は利息として受け取る額よりも

 大きく動く可能性があります。

  1ドル=360円の固定から変動相場制に移ってからの40年間で

 現在1ドル=90円前後で推移していますから、約1/4にドルの価値は目減りして

 います。 今後の為替レートが円高・円安どちらに動くかを予想することは、難しい

 ことですが、1つの考え方は、短期は金利、長期的には米国と日本の物価変動率に

 左右されます。

  基本的には、為替でリターンを取るためには短期投資であると考えますので、

 長期に固定的に為替に資金を投入することはリスクが高いと考えます。

  次に介護保険ですが、現在発売されている介護保険を見ますと、主に

 介護状態になった時に、現金給付するのが主になっています。

 よく考えて見ますと、ご自身が貯めた資金が充当されることになりますので

 わざわざ、保険商品で備えなくても預貯金やその他の方法で資産を増やすことに

 よって、十分備えることは可能です。

  ご心配であれば、将来のライフプランとそのプランを実現するためにどのくらいの

 資金が必要になるのかを作成した上で資産形成の作戦を考えていくほうが、

 合理的であると存じます。
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