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FPの回答
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真野(投資の学び舎)
東京都2010.02.06
1.保険と資産運用は重なる部分もありますが、基本的には別物との理解が必要だと思います。保険の場合、死亡保障、入院保障、介護保障などの保障が第一義課題です。この場合、この保障料が当然資産から毎日差し引かれていくこととなり、純粋運用の場合に比べ、運用に回る資産の割合は少なくなります。その場合一時払い終身生命保険の場合は比較的運用に回る割合が多くはなります。
2.外貨建保険の場合、円建のそれに比べ一般的に長期金利が高いですから、保険金額対比相対的には円より保険料は低くなるため、契約者(=投資家)としての印象としては謂わば、「見栄え」=「割安感」を感じることとなります。
3.運用商品としての優位性は保険にはありませんが、死亡保障との兼ね合いで一部、例えばUS$建終身保険での積み立ても考えられると思いますが、「主」運用商品としての位置づけには疑問符がつきます。
4.介護保険の有用性には懐疑的です。所謂高齢者の場合の民間介護保険は殆ど意味がなくなるように思います。ただし、例は少ないでしょうが、60歳以前の事故などによる介護状態の場合は、ある程度機能すると思います。保険は万一の場合を保障するものですが、高齢になり被介護状態の確率が高くなっていますから、その保険としての機能が低くなり、保険料が高くなります。従って、印象として現在の民間介護保険は保険料として高目であり、その販売費用も考えると割高のとの感があります。介護保険に依拠するよりも、別途資産運用を検討された方がいいように思います。
5.別途の資産運用としては、手数料割安な投資信託の積立などが考えられます。対象としては、円以外の商品も検討対象としなるべく幅広い対象から選ばれるのがいいと思います。リスクと期待収益は相反するものですから、この間の均衡を如何にとるかを考えて判断されることが肝要なことはご案内のとおりです。
2.外貨建保険の場合、円建のそれに比べ一般的に長期金利が高いですから、保険金額対比相対的には円より保険料は低くなるため、契約者(=投資家)としての印象としては謂わば、「見栄え」=「割安感」を感じることとなります。
3.運用商品としての優位性は保険にはありませんが、死亡保障との兼ね合いで一部、例えばUS$建終身保険での積み立ても考えられると思いますが、「主」運用商品としての位置づけには疑問符がつきます。
4.介護保険の有用性には懐疑的です。所謂高齢者の場合の民間介護保険は殆ど意味がなくなるように思います。ただし、例は少ないでしょうが、60歳以前の事故などによる介護状態の場合は、ある程度機能すると思います。保険は万一の場合を保障するものですが、高齢になり被介護状態の確率が高くなっていますから、その保険としての機能が低くなり、保険料が高くなります。従って、印象として現在の民間介護保険は保険料として高目であり、その販売費用も考えると割高のとの感があります。介護保険に依拠するよりも、別途資産運用を検討された方がいいように思います。
5.別途の資産運用としては、手数料割安な投資信託の積立などが考えられます。対象としては、円以外の商品も検討対象としなるべく幅広い対象から選ばれるのがいいと思います。リスクと期待収益は相反するものですから、この間の均衡を如何にとるかを考えて判断されることが肝要なことはご案内のとおりです。
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