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FPの回答

  • 西畑昌彦(三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス)

    三重県

    2012.02.25

はじめまして、FPの西畑です。

7年後の住宅ローン金利が予想しがたいので何とも言えませんが
例えば諸経費を考えないで、お子様が小さいので長期固定金利を選択すると

300万円を頭金として2200万円の借り入れをした場合
フラット35(金利:2.18%・借入期間:35年)で計算すると
月々の返済額は74,926円、返済総額は31,468,925円となります。

800万円を頭金として1700万円の借り入れをした場合
フラット35(金利:3.95%・借入期間:35年)で計算すると
月々の返済額は74,762円、返済総額は31,400,215円となります。

つまり7年後の金利が3.95%を超えていなければ毎月の返済額も
返済総額もほぼ同じになります。

但し、40歳から35年のローンを組んで繰上返済しないと75歳まで
返済が続くことになります。
また、7年後までに800万円の頭金を貯めることが前提です。

住宅ローン控除の期間やエコ住宅に対する優遇制度がどうなっているのか
によって金利や返済額だけでは単純に比較出来ない部分もあります。

ただ、2万円の家賃というのは魅力的です。
7年あればもっと貯蓄出来るかもしれませんね。

余裕のある返済額を設定するためにも手元資金は出来る限り多い方がいいので
その7年間を最大限活用するのは大切ですが、金利が上昇し始めないうちに
気に入った物件が見付かれば購入を検討されてもいいと思います。
FPネットオフィス.com
西畑様

たいへんお詳しいご説明を頂きまして、心より感謝申し上げます。

拝見しまして、それでは金利が3.95よりも上がることを一つの目安としてそれ
まではさらなる貯蓄に励もうと思うに至りました。

ご丁寧なご指摘を頂いたお陰で、漠然としていた金利にもさらに関心がわき、
今後の社会情勢もさらに身近に感じチェックしていかなくてはと身を引き締めた
次第です。

これもひとえに西畑様の専門的なご助力のお陰と幾重にもお礼申し上げます。
先生のますますのご発展をお祈り致しております。


2012.02.25


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