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FPの回答

  • 西畑昌彦(三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス)

    三重県

    2011.11.16

はじめまして、FPの西畑です。

補償内容として問題はそれほど感じられません。
新築マンションなので隣の方が火災保険に加入されていないということはないと思いますが、万一そのような場合が想定されるようであれば類焼の特約を付けることも検討されてはいかがでしょうか。

地震保険は5年更新が可能です。1年更新よりも保険料は割り引かれます。
また、住宅性能評価書に記載される耐震等級(1~3)、認定長期優良住宅や免震建築物などの表示が確認できる資料があれば地震保険料が最大30%割引できますので、ご確認ください。

家財の補償は不要と思われるのであれば外すことも可能ですし、途中で加入することもできますが、火災保険の補償額が500万円であれば、地震保険の補償額は250万円となります。その程度の家財があるようであれば付けておいてもいいのではないでしょうか。

また、建物の補償額は共有部分は除いているのでしょうか。マンションの管理組合などで補償されている場合には除いても構いませんが、少し補償額が少ないように感じます。住宅ローンの借入額に合わせて・・・、ということかもしれませんが。

保険料については保険会社により特約が異なる場合があり一概にはいえませんが、基本的な補償で計算するとこの保険料だと地震保険が5年で掛けられそうです。

おはようございます。FPの西畑です。

住宅性能評価書で耐震等級が1であれば、地震保険料が10%割引となります。

家財の補償「破損・汚損等」は火災保険の補償ですので、地震保険の支払いとは関係がありません。
地震によりTVや冷蔵庫などが倒れて故障した場合は地震保険から保険金が支払われます。
但し、地震保険の保険金の支払い方は火災保険のように実費または実費から自己負担額を差し引いた額を払うのではなく、補償額の5%(一部損)または50%(半損)または100%(全損)が支払われます。
例えば、家財の地震保険が250万円掛かっていて、TVと冷蔵庫だけが地震により破損すると標準的な家庭なら損害率は5%前後となる場合がほとんどです。
地震保険(家財)は損害額が10%~30%の時に一部損と認定され、保険金額の5%(250万円の地震保険が掛かっているなら12万5000円)が支払われます。
よって5%の損害と認定された場合には損害額が10%未満ですので保険金は支払われません。
ただ、冷蔵庫が倒れるくらいの揺れだと、おそらくパソコンや洗濯機や食器類なども破損しているでしょうから損害額は10%以上となり、一部損の認定になると思われます。

次に建物の火災保険の補償額についてですが、共有部分を除くなら1300万円程度だと思います。
共有部分を含めるなら1650万円よりも多くても問題ありませんが、売買契約書の土地以外の所有部分がいくらになっているかで判断されてはいかがでしょうか。

2011.11.17


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