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  • 岩橋栄子(ファイナンシャルプランナー 岩橋 栄子)

    東京都

    2011.11.08

はじめまして、ファイナンシャルプランナーの岩橋 栄子と申します。

小学校4年生で50万円、小学校5年生で80万円、小学校6年生で100万円、これは、中学受験が一般化している為に親が支払う子どもの塾代です。
それ以外に、小学校から高校(高校授業料無償化を含まず)までの給食費を含む年間教育費は、平成20年度文部科学省調査によると、私立の場合、
単位万円
小学校 140
中学校 124
高校   99

大学入学以降卒業までは、
国立 320
私立文系 554
私立理系 692
私立医学 4373
私立歯学 5419
専門学校 229
となっています。

ここに紹介した費用は、あくまでも平均で、しかも授業料以外のその他の費用に関しては、各家庭の方針によって費用がまったくちがい、塾に行っていない子どもが小学校や高校で半数以上含まれていますが、教育資金の積み立てはカスターニャさんの場合、高校卒業までに、1人約450万円と教育資金額を把握することが出来そうです。

3歳違いの兄弟ですので、場合によっては入学金や受験にかかる費用が一時的に重なる場合があることに注意が必要です。

受験には、受験料の他、宿泊費、交通費、すべり止め納付金などその他の費用がかかりますが、およその受験費用は、以下の通りです。
中学受験:1校あたり2万~3万円。その他、制服代も。
大学受験:20万円位。すべり止めの学校に払う納付金は、約30万円。

具体的に資金計画に落とすと、高校3年生までに450万円かかるので、貯蓄をそのままマンション購入にあてるとすると、子どもが10歳の時から教育費だけで1人年間約56万円(450÷8)の積み立てが必要です。教育費の負担は経常的なので、車の買い替えなど大きな出費となるイベントは時期を調整したほうがよさそうです。
まずは、数字を可視化してキャッシュフロー表に落とし込んでみてはいかがでしょうか。

外国の学生は、子ども自身で奨学金を受けているのが一般的なようなので、日本学生支援機構を参照に進学先だけでなく教育費をも子どもと話し合うことが大切ではないかと思います。

以上ご参考になれば幸いです。

岩橋 栄子
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