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FPの回答
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西畑昌彦(三重FPオフィス(有)アイエヌシーエス)
三重県2011.09.20
3000万円 10年固定 年率1.7%で借りて、
15年返済ですと当初10年間は毎月の返済額は約189,000円
20年返済ですと当初10年間は毎月の返済額は約147,000円
となります。
仰られるように借り入れた早々に繰上返済で期間短縮すると
住宅ローン控除期間を使いきれない場合も出てくるかもしれません。
住宅ローン控除は借り入れ残高に対して1%(認定長期優良
住宅の場合は23年中に入居すれば1.2%)の控除があります。
また、所得税から控除しきれない場合には住民税からも控除ができます。
控除を多く受けるためには残高が多い方がいいのですが、
残高が多いと金利負担が重くなります。
金利1.7%の住宅ローンの場合
残高に対して1.7%の金利がかかります。
控除率1%の住宅ローン控除の場合
残高に対して1%の所得控除が適用され、その控除額に対する所得税率
を掛けた分が年末調整により還付されます。
所得税率が10%だとするとローン残高の1%の10%ですので0.1%が
還付されます。
言うまでもなく負担が多いのは金利1.7%の住宅ローンです。
お客様の返済期間中とその後(完済後)のキャッシュフローの収支に問題が無ければ
住宅ローン控除期間の10年間を気にすることなく早々に完済するほうがいいように
思われます。
ですが、繰上返済をすることによりその後の家計に支障が出るようであれば、無理のない
返済額を設定してゆっくり長く返済することをお勧めします。
15年返済ですと当初10年間は毎月の返済額は約189,000円
20年返済ですと当初10年間は毎月の返済額は約147,000円
となります。
仰られるように借り入れた早々に繰上返済で期間短縮すると
住宅ローン控除期間を使いきれない場合も出てくるかもしれません。
住宅ローン控除は借り入れ残高に対して1%(認定長期優良
住宅の場合は23年中に入居すれば1.2%)の控除があります。
また、所得税から控除しきれない場合には住民税からも控除ができます。
控除を多く受けるためには残高が多い方がいいのですが、
残高が多いと金利負担が重くなります。
金利1.7%の住宅ローンの場合
残高に対して1.7%の金利がかかります。
控除率1%の住宅ローン控除の場合
残高に対して1%の所得控除が適用され、その控除額に対する所得税率
を掛けた分が年末調整により還付されます。
所得税率が10%だとするとローン残高の1%の10%ですので0.1%が
還付されます。
言うまでもなく負担が多いのは金利1.7%の住宅ローンです。
お客様の返済期間中とその後(完済後)のキャッシュフローの収支に問題が無ければ
住宅ローン控除期間の10年間を気にすることなく早々に完済するほうがいいように
思われます。
ですが、繰上返済をすることによりその後の家計に支障が出るようであれば、無理のない
返済額を設定してゆっくり長く返済することをお勧めします。
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