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FPの回答
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中川優也(徳島のマイホーム購入相談専門FP)
徳島県2011.08.17
RN(埼玉)さん、初めまして。
徳島の住宅取得・住宅ローン相談専門FPの中川優也と申します。
急遽二世帯住宅を検討することになったとのこと。
色々と慌ただしかったと思います。お疲れ様でした。
間取りなど、どんな建物にするかも考えないといけないのによくわからないお金のことまでなかなか気が回りませんよね。
さて、これから支払っていくであろう住宅ローンが無謀かどうかのご質問ですね。
3年以内にお子さんが欲しいとのことで、奥さんのパート収入を抜きにして考えても返済負担率は17.3%。
住居費の目安と言われている25%にまだ余裕があるので、住宅ローンの返済自体には問題ないと思います。
心配な点は以下のとおりです。
・お子さんが産まれた後の生活費増や教育費増
・35年返済にすると、完済時にご主人の年齢が72歳になってしまい、定年後の収入が途絶えた後も住宅ローン返済が残ってしまうこと。
・同居されるご両親の生活費の援助が必要かどうか。
同居されるご両親の生活費の援助が必要であれば、生活費の一部として計算しておく必要があります。
気になったのですが、頭金支払い後に1,000万円を残す理由はどういうところにありますか?
特に理由がないということでしたらもう少し頭金に回して返済年収を短くすることで総返済額を抑えることができます。
現状の総返済額:29,569,487円
頭金を500万円追加:20,693,453円(月々は、当初10年:66,797円,11~20:70,257円,21~25:70,783円)
住宅ローンの当初返済額は現在の家賃と変わりませんが、新たに増える出費として固定資産税や修繕費の積み立て等が考えられます。
概算ですが、建物の固定資産税が5年間は年間で15万円程度かかってきます。5年間後は固定資産税の軽減税率が無くなるので、もう少し固定資産税が高くなります。
後は、土地の固定資産税をどうするかの問題です。今まで通り両親の負担にするのか、折半するのか、それとも全額負担するのか。
細かいところを言えば、賃貸の時よりも部屋が増える分光熱費は増えるので生活費は少し上がるかもしれません(両親と折半するなら話は別ですが)
増える出費もありますが、増える収入もあります。
これも概算ですが、住宅ローン減税で所得税と住民税をあわせて約22万円程度の減税を受けることができます。
固定資産税やその他増える出費と相殺してもトントンだと思うので、住宅ローンの返済が開始することで生活が苦しくなったりすることはないと思います。
また、2,000万円もお金を貯めてこられたご夫婦なので、この調子でしっかりお金を貯めていけば住宅ローンの返済も問題ないと思います。
住宅ローンを借りる際は、団体信用生命保険に要注意です。
団体信用生命保険と同じ機能のものとして民間生保会社の収入保障保険がありますが、団体信用生命保険と収入保障保険と掛け金を比べてみて安い方に加入するといいと思います。
その際、その他の保障を見直すことを忘れないで下さい。
生命保険見直しで余剰資金が出てくれば、さらに住宅ローンの早期返済が可能になります。
また、火災保険にしてもハウスメーカーなどから勧められるがまま加入するのではなく、色んな保険会社で比較見積もりをとってみて希望に合うものを探しましょう。
同じ補償でも保険会社によって掛け金が全然変わってきます。
住宅ローンを返済開始した場合のRN(埼玉)さんの家計がどうなるのか、お子さんが産まれた場合にはどうか、団体信用生命保険と収入保障保険の掛け金比較、生命保険の見直しなど、詳しいシミュレーションをご希望でしたらご連絡下さい。
徳島の住宅取得・住宅ローン相談専門FPの中川優也と申します。
急遽二世帯住宅を検討することになったとのこと。
色々と慌ただしかったと思います。お疲れ様でした。
間取りなど、どんな建物にするかも考えないといけないのによくわからないお金のことまでなかなか気が回りませんよね。
さて、これから支払っていくであろう住宅ローンが無謀かどうかのご質問ですね。
3年以内にお子さんが欲しいとのことで、奥さんのパート収入を抜きにして考えても返済負担率は17.3%。
住居費の目安と言われている25%にまだ余裕があるので、住宅ローンの返済自体には問題ないと思います。
心配な点は以下のとおりです。
・お子さんが産まれた後の生活費増や教育費増
・35年返済にすると、完済時にご主人の年齢が72歳になってしまい、定年後の収入が途絶えた後も住宅ローン返済が残ってしまうこと。
・同居されるご両親の生活費の援助が必要かどうか。
同居されるご両親の生活費の援助が必要であれば、生活費の一部として計算しておく必要があります。
気になったのですが、頭金支払い後に1,000万円を残す理由はどういうところにありますか?
特に理由がないということでしたらもう少し頭金に回して返済年収を短くすることで総返済額を抑えることができます。
現状の総返済額:29,569,487円
頭金を500万円追加:20,693,453円(月々は、当初10年:66,797円,11~20:70,257円,21~25:70,783円)
住宅ローンの当初返済額は現在の家賃と変わりませんが、新たに増える出費として固定資産税や修繕費の積み立て等が考えられます。
概算ですが、建物の固定資産税が5年間は年間で15万円程度かかってきます。5年間後は固定資産税の軽減税率が無くなるので、もう少し固定資産税が高くなります。
後は、土地の固定資産税をどうするかの問題です。今まで通り両親の負担にするのか、折半するのか、それとも全額負担するのか。
細かいところを言えば、賃貸の時よりも部屋が増える分光熱費は増えるので生活費は少し上がるかもしれません(両親と折半するなら話は別ですが)
増える出費もありますが、増える収入もあります。
これも概算ですが、住宅ローン減税で所得税と住民税をあわせて約22万円程度の減税を受けることができます。
固定資産税やその他増える出費と相殺してもトントンだと思うので、住宅ローンの返済が開始することで生活が苦しくなったりすることはないと思います。
また、2,000万円もお金を貯めてこられたご夫婦なので、この調子でしっかりお金を貯めていけば住宅ローンの返済も問題ないと思います。
住宅ローンを借りる際は、団体信用生命保険に要注意です。
団体信用生命保険と同じ機能のものとして民間生保会社の収入保障保険がありますが、団体信用生命保険と収入保障保険と掛け金を比べてみて安い方に加入するといいと思います。
その際、その他の保障を見直すことを忘れないで下さい。
生命保険見直しで余剰資金が出てくれば、さらに住宅ローンの早期返済が可能になります。
また、火災保険にしてもハウスメーカーなどから勧められるがまま加入するのではなく、色んな保険会社で比較見積もりをとってみて希望に合うものを探しましょう。
同じ補償でも保険会社によって掛け金が全然変わってきます。
住宅ローンを返済開始した場合のRN(埼玉)さんの家計がどうなるのか、お子さんが産まれた場合にはどうか、団体信用生命保険と収入保障保険の掛け金比較、生命保険の見直しなど、詳しいシミュレーションをご希望でしたらご連絡下さい。
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