FPの回答へコメント

FPの回答

  • 森本 直人((株)森本FP事務所)

    東京都

    2011.07.14

asa様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。

ご夫婦で退職し、長野へ移住されるとのこと。

また、松本市あたりでテイクアウト店を開業される予定とのことですが、
この場合、大半の自営業の人たちがそうであるように、
安定収入がなくなりますので、
経済的には、苦しくなることも覚悟しておいた方がよいです。

その代わりに手に入るのが、自由です。

ちなみに、私も自営業ですが、その仕事が好きであればこそ、
経済的な不安にも打ち克つことができるという側面はありますので、
本当にテイクアウト店でよいのか、ご夫婦でしっかりと話し合われた方が
よいかもしれませんね。

さて、ご質問の健康保険、年金については、個人で開業する場合、
基本的には、国民健康保険、国民年金の組み合わせになります。

国民年金の方は、平成23年度は、月15020円の保険料です。
いわゆる扶養の制度はないので、お二人とも払うことになります。
前年所得が少なければ、全額免除、一部免除の制度を使えることがあります。

国民健康保険の方は、前年の所得で保険料が決まりますが、
健康保険の任意継続という制度もあります。
国民健康保険料の軽減・減免制度もありますが、各自治体で基準が異なるので、
可能性がありそうな場合は、役所に尋ねましょう。

住民税は、前年の所得に対して課税されますので、
その年の収入が仮にゼロでも、前年の所得に応じて納税しなければなりません。

それから、自営業になることで将来もらえる年金が少なくなることを
カバーするのは、低金利の今は、保険よりも、運用商品で考えるべきでしょう。

保険でリスク回避できるのは、まだリスクが発生していない人です。
例えば、個人型確定拠出年金といった制度もあります。

なお、上記は、あくまで概要ですので、
正確な情報は、公的なサイトなどで確認するようにしてみてください。
ご参考です。
+ 全文を見る

返答を書く

回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。

質問したときのパスワード[必須]

コメント内容[必須]