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FPの回答

  • 隅河内(下関あいFP・マンション管理士)

    山口県

    2009.11.18

新築・・・夢、広がりますね。

まず、借入金額を1,000万円・返済期間10年と仮定して
お話をさせて頂きます。
この場合、財形貯蓄をご利用されると金利1.56%ですので、
元利均等では、毎月90,057円・総返済額は108,064,840円。
元金均等では、当初毎月96,333円・総返済額は10,786,420円
総返済額の差は、20,420円となりますので
この位の差であれば、毎月一定額のお支払いである『元利均等』をお勧め致します。

ただ、財形住宅融資は、5年固定の変動金利になりますので、
デメリットは、金利上昇による返済負担のリスクです。

ご主人の勤務先が公務員の場合。
共済組合が財形住宅融資制度を導入している場合は、
勤務先に申し込む形になりますので、銀行に出向くという必要がないと
いうことはメリットだと言えるかもしれません。

他の住宅ローンの場合。
まずはお近くのメインバンクで、5年変動型の金利と、10年固定の金利。
融資保証料・融資手数料などを含めて、比較されてみてください。
公務員の方の場合は、どこの金融機関も優良顧客として扱われますので
優遇金利を受け易いというのが特徴です。
(返済期間が10年であれば。
 計画し易いと言う点で10年固定をお勧め致します。)

例えば、『ろうぎん』では。(地方により異なる事がありますが)
組合員さんであれば、融資保証料は金融機関持ちですので。
保証料が0円・融資手数料が31,500円。(諸費用は安くなります。)
金利が10年固定で近畿ろうきん1.9%~。
中国ろうきん・静岡ろうきん2.1%です。


金利だけではく。保証料に意外と費用がかかりますので。
その辺りも考慮されて選ばれるとよろしいかと思います。
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