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FPの回答
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森本 直人((株)森本FP事務所)
東京都2011.01.31
N子様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
将来のことを考え、そろそろ何か始めたほうがよいのではないかと
思われているご様子。
するどいと思います。
最近もいろいろ報道されている通り、消費税を多少上げたくらいでは、
到底追いつかないレベルで、将来の年金財源は、不足していますから、
個人的には、年金の支給開始年齢の引き上げなども、現実味を帯び始めていると思います。
ですので、例えば、老後も働き続けられるスキルを身につける、
資産運用でカバーする、などの対策を、今から個人レベルで考えておく必要があります。
その意味で、確定拠出年金は、資産運用の入門編として、適しているかもしれませんね。
実際、私も相談者の皆さんで、要件を満たしている方には、
個人型確定拠出年金の活用を提案しています。
ただし、当然ながら、どんな選択肢にも、メリット・デメリットがあります。
例えば、確定拠出年金は、60歳まで、原則として換金できませんし、
税制改正リスク(特別法人税課税など)も全くない、とは言い切れません。
長期間資金を動かせないことが、リスクになる場合もあるということです。
このように資産運用は、単に「何かを買えばよい」という話でもありませんので、
ファイナンシャルプランナーなどの専門家に、トータル的にご相談された方が
よいのではないか、と思っています。
ご参考になれば幸いです。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
将来のことを考え、そろそろ何か始めたほうがよいのではないかと
思われているご様子。
するどいと思います。
最近もいろいろ報道されている通り、消費税を多少上げたくらいでは、
到底追いつかないレベルで、将来の年金財源は、不足していますから、
個人的には、年金の支給開始年齢の引き上げなども、現実味を帯び始めていると思います。
ですので、例えば、老後も働き続けられるスキルを身につける、
資産運用でカバーする、などの対策を、今から個人レベルで考えておく必要があります。
その意味で、確定拠出年金は、資産運用の入門編として、適しているかもしれませんね。
実際、私も相談者の皆さんで、要件を満たしている方には、
個人型確定拠出年金の活用を提案しています。
ただし、当然ながら、どんな選択肢にも、メリット・デメリットがあります。
例えば、確定拠出年金は、60歳まで、原則として換金できませんし、
税制改正リスク(特別法人税課税など)も全くない、とは言い切れません。
長期間資金を動かせないことが、リスクになる場合もあるということです。
このように資産運用は、単に「何かを買えばよい」という話でもありませんので、
ファイナンシャルプランナーなどの専門家に、トータル的にご相談された方が
よいのではないか、と思っています。
ご参考になれば幸いです。
2011.01.31
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公的年金のことは、脅かすような書き方になってしまったかもしれませんが、
きちんと対策を立てておけば、大丈夫と思いますよ。
多くの人が、漠然と、65歳から公的年金だけで暮らしていける
と思っていることが問題なのです。
ちなみに、確定拠出年金の特別法人税課税は、今は、凍結されていて、
低金利が続く限り、復活するとは思いませんが、いちおう原則が、
積立金の全額に、一律1.173%の課税となっています。
ご参考です。