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FPの回答
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山田聡(山田FP事務所)
東京都2010.12.14
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
教育資金の貯蓄方法は色々ありますが、それぞれのメリット、デメリットを把握したうえで、ご自身に適した方法を選びましょう。
民間学資保険の特徴は、契約者である親が死亡した場合に満期額資金が保証され、かつ元金以上の返戻率が確保できるという点です。
ただ、利回りは魅力的ではありません。
例えば、一時払い、預入期間18年、返戻率120%とするとその年利は約1%で、加入期間の長さを考えると魅力的とはいえないでしょう。
しかし、教育資金分の死亡保証を確保していない方で、安全・確実な運用を望まれる場合には適した商品だと思います。
一方、教育資金分の死亡保証を他の方法で手当てする場合は、国内外の株式で運用する投資信託を選択するという方法もあるでしょう。資金の変動リスクを負っていますが、環境によっては学資保険以上の利回りが期待できます。
また、今後の金利上昇を予想するのであれば、実勢金利に連動する“個人向け国債10年変動型”や、ネット銀行の短期の定期預金を使うという手もあると思います。
以上のように、“教育費に対する死亡保障”、“元金変動の運用リスク”、“金利上昇リスク”、この3点に対しての自分の考えをまとめ、自分にあった商品選択を行いましょう。
以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
教育資金の貯蓄方法は色々ありますが、それぞれのメリット、デメリットを把握したうえで、ご自身に適した方法を選びましょう。
民間学資保険の特徴は、契約者である親が死亡した場合に満期額資金が保証され、かつ元金以上の返戻率が確保できるという点です。
ただ、利回りは魅力的ではありません。
例えば、一時払い、預入期間18年、返戻率120%とするとその年利は約1%で、加入期間の長さを考えると魅力的とはいえないでしょう。
しかし、教育資金分の死亡保証を確保していない方で、安全・確実な運用を望まれる場合には適した商品だと思います。
一方、教育資金分の死亡保証を他の方法で手当てする場合は、国内外の株式で運用する投資信託を選択するという方法もあるでしょう。資金の変動リスクを負っていますが、環境によっては学資保険以上の利回りが期待できます。
また、今後の金利上昇を予想するのであれば、実勢金利に連動する“個人向け国債10年変動型”や、ネット銀行の短期の定期預金を使うという手もあると思います。
以上のように、“教育費に対する死亡保障”、“元金変動の運用リスク”、“金利上昇リスク”、この3点に対しての自分の考えをまとめ、自分にあった商品選択を行いましょう。
以上、僅かでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
2010.12.14
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投資信託は大変興味があるのですが、未経験です。
安全性を考えて躊躇しております。
国債と、ネット銀行の定期預金を候補に考えたいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございます。