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FPの回答

  • 隅河内(下関あいFP・マンション管理士)

    山口県

    2009.10.30

色々とご心配ですね。

まず、お話を整理させて頂くと。
お姉様は、15年前に5,000万円の預金と土地・建物の物件を
相続された訳ですね。そして、現在の預金残高が2,000万円。
現在、娘さん(姪御さん)の年収が約340万円でしょうか?


相続されてから15年であれば。
その間に娘さんの私立大学費用等(約800万円)と仮定して。
15年間の生活費に充当された金額が年間約150万円で
合計3,000万円が償却されたと考えられます。
(そうすると、毎年資産を食い潰している事になります。)
ですから、お姉様はマンションへの住替えに前向きに検討できないの
ではないかと考えられないでしょうか?


自家用車なし。無保険など。生活を切り詰めていらっしゃる様ですが。
お金の使い方が問題の様に感じられます。


まずは、一度家計の収入と支出を全て、紙に書き出してみてくだい。
家計の「使途不明金」を見つけ、それを削減してゆくことは大切です。

まずは、家計簿の費目を、
●「固定費」(絶対に必要なもの)住居費、光熱費、通信費、
食費、保険料・・・
●「変動費」(なくても生活できるもの)趣味教養費、レジャー費、
服飾費・・に分け。

どちらにも当てはまらないものはとりあえず「グレー費」として
とりあえずわけて家計簿を付けることをアドバイスしてください。

固定費を減らすのは難しいので、まずは変動費を見直すことを
勧めてください。
もし、浪費癖があるとすれば、そこも改善する必要があります。


で、本題の「マンション住替えプランが28万円の生活費で
大丈夫かどうかですね?」
それは、上記の家計簿を眺めて判断してみてください。
しっかり収支が納まっていれば大丈夫だと言えるでしょう。


もし、マンションを購入するとすれば。
現在の家の売却価格が2,000万円と仮定して。
自己資金1,000万円か1,000万円の借入。
合計3,000万円位の予算で抑え。
預金は1,000万円残すプランをお勧めします。

そうするとお姉様も心強いでしょう。
1,000万円の借入をした場合。
35年返済・金利2%であれば、月々の返済は33,126円です。


また、物件を探す順番としては。
物件を探しつつ。売却を同時並行で行う場合もあれば。
目ぼしい物件を見つめてから契約をして、売りに出す場合もあります。

最悪なパータンは、新しい物件を購入し。
自己物件が売れない場合です。

そうなると、計算が大きく狂ってきますので。


もし先にいい物件が見つかったら。
契約する際には、『解除条件付き契約』

「売却物件の契約が成立しなかった場合、原契約を解除できるものとする」期限までに、合意最低売却価格以上で、ご自宅の売却が出来なかった場合に限り、原契約を解除できるという特約をつけて契約することをお勧めいたします。(そうすると、白紙解約ができます。)


今の時代、右から左に物件は売却できませんからご注意くださいね。
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