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FPの回答

  • 金子賢司(札幌のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司)

    北海道

    2010.11.02

みゆぅ様

始めまして。北海道札幌市のファイナンシャルプランナー(FP)金子賢司です。

ご質問の件ですが、
生命保険をご検討する際に、ご主人様を被保険者とする掛け捨ての生命保険を設計する際に、遺族年金というものを加味していますか?簡単にいうと旦那様から万が一のことがあった場合は国からいくらか支給される金額があります。

詳細をここで説明するのは難しいですが、仮にお子様が将来いるとすると毎月約12~13万支給されます。
いなくても約4万円が支給されます。年齢的な要件など細かい条件がありますので、遺族年金というものがあり、それを加味すれば保険料は下がる可能性があるということだけ知っておいてほしいと思います。
また医療保険についても同様で高額療養費というものは加味されていますでしょうか?

もし加味されていないのであればこちらもまだ検討の余地がありそうです。

あとは貯蓄型保険については、その貯蓄を何に使うかがポイントです。
将来出産・・・いつ頃??
住宅購入したい・・・いつ頃?いくら位??
等を明確にしておけばどのくらいの貯蓄が可能なのか?ではなく、それの目標が決まれば毎月いくら貯蓄すればいいのかという目標が見えてきます。

あくまでも一例ですが、
たとえば2年後に子供がほしい。とすると教育費の負担が一番大きくなるのはお子様が15歳から18歳くらいにかけてです。なので、その年齢付近が満期となるような積立をしていけばいいわけです。仮に15歳の時点で200万は用意しておきたいと思うのであれば、今から毎月10000円を積み立てれば実質17年間の貯蓄になりますので10000×12ヶ月×17年=204万円という計算ができます。

住宅購入の際も、いまからいくら位の家を購入するかというのをファイナンシャルプランナーと話をするとこれくらいの頭金は用意しておきたいですね。という目標が見えてきます。その頭金を用意するためには今の貯蓄を踏まえてあといくらを毎月積み立てて行けば可能なのかという逆算をすることができます。

毎月、通帳とにらめっこして、答えの出ないお金の悩みを・・とありますがこの漠然とした悩みを明確にして、具体的な対策をたてるのがまさにファイナンシャルプランナーの仕事であります。ぜひとも最寄のファイナンシャルプランナーにご相談くださいませ。


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