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FPの回答
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廣江淳哉(ひろえFP社労士事務所)
愛知県2010.10.13
はじめまして。名古屋・大阪にFP事務所を構えている
ひろえFP事務所の廣江淳哉と申します。
契約解除時の仲介料に関しては分りかねますので
住宅ローンを返済しながら、教育費を準備できるかという点に
絞ってお答えをさせていただきます。
現在の生活費や希望されるお子様の人数などが不明ですので、
一部推測で話を進めさせていただく点は、ご了承ください。
まずは住宅ローンの返済額に関しての確認です。
金融機関にもよりますが、3500万円をフラット35sの35年(ボーナス返済なし)で借りると、
毎月約10.5万円、11年目からは約11.8万円程度の返済額となるかと思います。
次に、手取り収入です。奥様はお子様の誕生とともにご退職希望とのことですので
ご主人の収入のみで考えていきますね。
ご主人の年収が420万円とのことですので、社会保険料と所得税・住民税を差し引くと、
340万円ほどが手取り額なのではないでしょうか。
ただ、住宅ローンを借りられると住宅ローン控除が利用できますので、
370万円弱が手取りとなり、ボーナスも均等に毎月にならすと
月額30万円が収入と見込めます。
そうなると、あとは何人お子様を希望されるかと
ご主人の今後の収入の上昇見込み、さらには現在の生活費とのご相談ですね。
仮に、お子様一人であれば、子ども手当13,000円に毎月2万円をプラスして
積み立てをすれば、お子様18歳時に約700万円の積み立てができます。
ですので、
30万円 - 10.5万円(ローン返済) - 2万円(教育費積立) = 17.5万円
となり、17.5万円で生活、お小遣い、レジャー費、帰省費などがまかなえれば
住宅ローン返済と教育費準備という観点からは、
住宅の契約解除はしなくても済むのではないかと考えます。
なお、住宅ローンの11年目以降の返済上昇分とお子様の高校までの教育費は
ご主人の収入上昇分で何とか対応できるものと推測しています。
ご参考までに、ご主人60歳時の住宅ローンの借入残高は
繰り上げ返済を一切されなかった場合、1400万円弱と予想されます。
よって、奥様がご出産を機に退職された際に退職金が出るのであれば、
その資金で繰り上げ返済をされることをご検討ください。
質問外のことになりますが、
現時点でご夫婦共働きである点を考えると、定年後の年金はお二人合わせると
住宅ローンの返済が終わっていれば、生活に困るということはないでしょう。
また、住宅ローン借入時に団体信用生命保険に入られるなら、
現在加入中の保険をしっかりと見直し、無駄を省かれるのをお忘れなく!!
最後に、お子様を二人以上ご希望の場合は、
ご主人の会社の退職年齢と、ご退職から年金受給までの期間の再雇用の有無などを検討し、
しっかりとライフプランを立ててから判断されることを強くお勧めします。
ひろえFP事務所の廣江淳哉と申します。
契約解除時の仲介料に関しては分りかねますので
住宅ローンを返済しながら、教育費を準備できるかという点に
絞ってお答えをさせていただきます。
現在の生活費や希望されるお子様の人数などが不明ですので、
一部推測で話を進めさせていただく点は、ご了承ください。
まずは住宅ローンの返済額に関しての確認です。
金融機関にもよりますが、3500万円をフラット35sの35年(ボーナス返済なし)で借りると、
毎月約10.5万円、11年目からは約11.8万円程度の返済額となるかと思います。
次に、手取り収入です。奥様はお子様の誕生とともにご退職希望とのことですので
ご主人の収入のみで考えていきますね。
ご主人の年収が420万円とのことですので、社会保険料と所得税・住民税を差し引くと、
340万円ほどが手取り額なのではないでしょうか。
ただ、住宅ローンを借りられると住宅ローン控除が利用できますので、
370万円弱が手取りとなり、ボーナスも均等に毎月にならすと
月額30万円が収入と見込めます。
そうなると、あとは何人お子様を希望されるかと
ご主人の今後の収入の上昇見込み、さらには現在の生活費とのご相談ですね。
仮に、お子様一人であれば、子ども手当13,000円に毎月2万円をプラスして
積み立てをすれば、お子様18歳時に約700万円の積み立てができます。
ですので、
30万円 - 10.5万円(ローン返済) - 2万円(教育費積立) = 17.5万円
となり、17.5万円で生活、お小遣い、レジャー費、帰省費などがまかなえれば
住宅ローン返済と教育費準備という観点からは、
住宅の契約解除はしなくても済むのではないかと考えます。
なお、住宅ローンの11年目以降の返済上昇分とお子様の高校までの教育費は
ご主人の収入上昇分で何とか対応できるものと推測しています。
ご参考までに、ご主人60歳時の住宅ローンの借入残高は
繰り上げ返済を一切されなかった場合、1400万円弱と予想されます。
よって、奥様がご出産を機に退職された際に退職金が出るのであれば、
その資金で繰り上げ返済をされることをご検討ください。
質問外のことになりますが、
現時点でご夫婦共働きである点を考えると、定年後の年金はお二人合わせると
住宅ローンの返済が終わっていれば、生活に困るということはないでしょう。
また、住宅ローン借入時に団体信用生命保険に入られるなら、
現在加入中の保険をしっかりと見直し、無駄を省かれるのをお忘れなく!!
最後に、お子様を二人以上ご希望の場合は、
ご主人の会社の退職年齢と、ご退職から年金受給までの期間の再雇用の有無などを検討し、
しっかりとライフプランを立ててから判断されることを強くお勧めします。
2010.10.13
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ライフプランをしっかり計画することの重要さを痛感致しました。
やはり順調に収入が上がっていかないと厳しそうですね。
契約する前は単純に35年間での支払い額だけをみていたのであまり心配していませんでしたが
契約後に60歳で完済するシュミレーションをしたら月々の支払額の多さに急に心配になりました。
あと住宅ローン控除は固定資産税と相殺される計算をしていました。
手付け解除をする前提で相談しましたがこのまま購入することも想定して考えて
みたいと思います。