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FPの回答
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水野(住まいと保険と資産管理 神奈川川崎支部(面談場所は川崎駅前、水道橋駅前から選択ができます))
神奈川県2010.10.12
れなぱんださんへ
はじめまして川崎駅前にてFPをしております、水野淳介と申します。
まず固定金利であるフラット35s、民間の変動金利など、
どちらの方がよい商品かというものではございません。
それぞれにメリットやデメリットがあり、
れなぱんださんの今後のライフプランを考えた時に、どちらの方が合った商品かという選択肢になります。
それを前提として、個人的な主観として損得で比較すると、
10月フラット35の借入期間20年以下の場合の最安値の金利は1.95%です。
フラット35sが利用可能との事で当初10年間は0.95%となります。
またフラット35は団体信用生命保険(以降「団信」)が金利に含まれておりません。
団信の保険料を金利になおすと約+0.358%ですので、
0.95%+0.358%=1.308%となります・・・①
また民間の変動金利は2.475%になっております。
ただし日銀が政策金利を変更した関係で、おそらく数か月後には2.375%になる可能性が高いため、
2.375%で考えてみます。
こちらから金融機関によって全期間優遇金利などがございます。
れなぱんださんの贈与も含む自己資金であれば、全期間1.5%優遇は取れる可能性が高く、
実質の金利は2.375%-1.5%=0.875%となります。・・・②
①と②の差は0.433%となります。
①は金利が固定されていますが、②は金利が変動になる可能性がございます。
ざっくり当初10年間だけで変動金利が右肩上がりに上昇すると仮定して比較すると、
当初5年間で金利が0.433%上昇し、
6-10年目にもうプラスして0.433%以上上昇するとフラットの方がメリットがあるかもしれません。
合計すると平均的に10年で0.866%以上上昇するイメージです。
日銀が0.25%ずつ金利を上昇させると仮定すると4回以上上昇するイメージでしょうか。
今回日銀は今後物価が1%程度上昇するまで長期的なゼロ金利政策の継続を約束しました。
わかりやすくいうとデフレから脱却しない限り金利は上げないという事です。
何年後から金利が上がるのかは断定できませんが、少なくても上記の約束からいうと、
それなりの期間は実質0金利が続くのでしょう。
本来損得で選択するものではないのですが、上記からざっくり考えると、
今回の日銀の金融緩和によって、
確かにフラット35sは魅力的ではありますが、
15年と借入期間が短い点や、一定の収入が高い点から考えると変動金利で、
金利が安い内に元本を多く返済するという選択肢も捨てがたいかもしれません。
れなパンダさんが、今後子供が小さい内は預貯金が貯まっていかれるご家庭であれば、
金利上昇時に繰上返済などで一定のリスクヘッジができますので、
変動金利も選択肢かと存じます。
もし奥様の復帰も難しく今後の金利上昇リスクが許容できそうにない、
または金利の動きなどで毎月の支払金額が変動するのは家計管理しにくいなどがあれば、
フラット35sの利用があっているのかもしれません。
とはいっても借入額が1700万円と年収に対して多いわけではないので、
金利上昇とはいってもそんなに影響度はないとは思いますが。
それよりも本来の選び方であるれなパンダさんご一家の理想とするライフプランニングをたてる事の方が
大切かと存じます。
伺っている情報からのみの回答でしたが、参考になれば幸いでございます。
細かいプランニングが必要であればお問い合わせ下さい。
はじめまして川崎駅前にてFPをしております、水野淳介と申します。
まず固定金利であるフラット35s、民間の変動金利など、
どちらの方がよい商品かというものではございません。
それぞれにメリットやデメリットがあり、
れなぱんださんの今後のライフプランを考えた時に、どちらの方が合った商品かという選択肢になります。
それを前提として、個人的な主観として損得で比較すると、
10月フラット35の借入期間20年以下の場合の最安値の金利は1.95%です。
フラット35sが利用可能との事で当初10年間は0.95%となります。
またフラット35は団体信用生命保険(以降「団信」)が金利に含まれておりません。
団信の保険料を金利になおすと約+0.358%ですので、
0.95%+0.358%=1.308%となります・・・①
また民間の変動金利は2.475%になっております。
ただし日銀が政策金利を変更した関係で、おそらく数か月後には2.375%になる可能性が高いため、
2.375%で考えてみます。
こちらから金融機関によって全期間優遇金利などがございます。
れなぱんださんの贈与も含む自己資金であれば、全期間1.5%優遇は取れる可能性が高く、
実質の金利は2.375%-1.5%=0.875%となります。・・・②
①と②の差は0.433%となります。
①は金利が固定されていますが、②は金利が変動になる可能性がございます。
ざっくり当初10年間だけで変動金利が右肩上がりに上昇すると仮定して比較すると、
当初5年間で金利が0.433%上昇し、
6-10年目にもうプラスして0.433%以上上昇するとフラットの方がメリットがあるかもしれません。
合計すると平均的に10年で0.866%以上上昇するイメージです。
日銀が0.25%ずつ金利を上昇させると仮定すると4回以上上昇するイメージでしょうか。
今回日銀は今後物価が1%程度上昇するまで長期的なゼロ金利政策の継続を約束しました。
わかりやすくいうとデフレから脱却しない限り金利は上げないという事です。
何年後から金利が上がるのかは断定できませんが、少なくても上記の約束からいうと、
それなりの期間は実質0金利が続くのでしょう。
本来損得で選択するものではないのですが、上記からざっくり考えると、
今回の日銀の金融緩和によって、
確かにフラット35sは魅力的ではありますが、
15年と借入期間が短い点や、一定の収入が高い点から考えると変動金利で、
金利が安い内に元本を多く返済するという選択肢も捨てがたいかもしれません。
れなパンダさんが、今後子供が小さい内は預貯金が貯まっていかれるご家庭であれば、
金利上昇時に繰上返済などで一定のリスクヘッジができますので、
変動金利も選択肢かと存じます。
もし奥様の復帰も難しく今後の金利上昇リスクが許容できそうにない、
または金利の動きなどで毎月の支払金額が変動するのは家計管理しにくいなどがあれば、
フラット35sの利用があっているのかもしれません。
とはいっても借入額が1700万円と年収に対して多いわけではないので、
金利上昇とはいってもそんなに影響度はないとは思いますが。
それよりも本来の選び方であるれなパンダさんご一家の理想とするライフプランニングをたてる事の方が
大切かと存じます。
伺っている情報からのみの回答でしたが、参考になれば幸いでございます。
細かいプランニングが必要であればお問い合わせ下さい。
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