住宅ローン借り入れについて

相談者の場合、当初は返済可能でも金利の序章局面に耐えられるだけの所得上昇があるかが問題ですね。

いずれにしても、贅沢できる経済状況では無いようですので、毎月の家計簿とにらめっこしながら使途不明金を無くして貯蓄残高を増やす努力が必要です。

＊でも、貯蓄が出来たからといって繰り上げ返済などは絶対しないようにしてください。急な出費などの準備のためです。

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はじめまして、ＦＰの西畑です。

変動金利０．８７５％で３０００万円を借りると当初の返済額は毎月約８３，０００円となります。
現在の家賃と比較すると毎月約１３，０００円増額となります。
自動車を手放せば自動車税やガソリン代、車検・点検などの費用は無くなります。
自動車関連でどの程度の出費があるのでしょうか？

また、変動金利ですので長期の返済期間の中で今後金利の上昇が予想されます。
優遇金利は基準金利に対しての優遇なので０．８７５％から優遇されるわけではありません。
借入れる金融機関の金利優遇が変動金利の基準金利と０．８７５％の差よりも少ないと
おそらく将来の返済額は今よりも増えると思われます。

ですが、安全策として長期固定金利を選んだ場合、フラット３５で３０００万円の借入となると
今の最低金利でも毎月の返済額は９万円を超えます。
長期固定金利で７万円程度（家賃と同程度）の返済額に抑えようと思うと借入は２３００万円以内に
しなければなりません。
そのためには、あと７００万円の頭金が必要または物件価格を見直す必要があります。

将来ご家族が増えることや多少の収入変化があっても家計収支が安定するように余裕をみた返済額に
設定すれば、今後も問題なく生活していけると思います。


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