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FPの回答

  • 藏本光喜(藏本FP事務所)

    秋田県

    2020.05.11

髙橋さんこんにちは。FPの藏本といいます。

かんぽ生命の2倍型で死亡保険金が300万円ということは、現在万一の場合は600万円の死亡保険金という事でしょうか? だとすると疾病傷害入院特約の入院給付金は60歳までは、日額9,000円、60歳以降は日額4,500円の給付金ということになります。この給付金はどう感じていらっしゃいますか?

保険見直しの大事なポイントとして、現在のご家族構成がどうなのかということが挙げられます。お子様がいらっしゃれば、子育てにまだまだ費用が必要な年代かなという感じもしますし、子育てが終了したあとの保障はどのようなものが(最低)必要と考えていらっしゃるのか。ということも大事なポイントとなると思います。

そのうえで、ご質問への私からの回答ですが、
①特約を無くして保険料負担の低減を図る。⇨保険会社によって特約のみ解約できるかどうかが違ったりしますので、この点は確認していただくとして、保険料負担の低減には賛成です。

②乗り換えの場合⇨死亡保障は必要と思いますが、お子様の子育て期間中(お子様が概ね22歳になるころ)の保障を手厚くと考えるのであれば、収入保障保険はおすすめだと思います。ただし、子育て終了までには、死亡保険の見直しを行ってください。保険会社によっては収入保障保険の終了するころには、体況の如何に関わらず終身保険への加入が可能になる扱いもあるようですので、そこも視野に入れてください。(体況によっては保険の見直しができない場合がありますので)

③医療保険の必要性⇨医療保険は必要と思いますが、貯蓄で賄うという方もいらっしゃいます。高額療養費制度の内容を踏まえて医療保険を準備するのか、貯蓄から出すのか考えてみても良いと思います。私は医療保険の加入賛成派です。

参考にしていただければ嬉しいです。
おはようございます、ご回答ありがとうございます。

この保険は、60歳までの死亡保険が300万で、
60歳以降は150万になるという、なんともよくわからない保険なのです。
(2倍、と言う名称なのにすごく紛らわしいです)

入院給付金の額についてですが、
最近はあまり長く入院させることもないとのことなので
必要ないように感じます。
ですが、確かに高額療養費制度などは欲しいのでやはり新しく医療保険は加入したいとおもいます。

家族構成は現在2人ですが子供は考えています。
子供ができた時のことを考えて死亡保険と収入保険を考えた方が良いかもしれませんね。
子供の年齢によって死亡保険の見直しが必要なのですね、大変参考になりました!

2020.05.11


仰る通り「2倍型」というところが、どうも誤解を招く文言で不親切な感じがしますね。
最終的に死亡保険金は150万円ですから、入院した場合の給付金は、日額2,250円になります。

確かに現在の医療機関は、がんの場合でも通院治療が多くなっています。また、先進医療と呼ばれる
健康保険対象外の治療に関しては、徐々に保険適用に移行されつつあります。先進医療の制度上、
当然の流れなのですが。

高額療養費制度はチェックされたようですね。年収に応じて治療費の月間に支払う最高額が決められている
というありがたい制度です。私は、年収が370万円(一人)未満の方でしたら、入院給付金5,000円で
いいのでは?とアドバイスしています。770万円未満で8,000円。もちろん終身型の医療保険です。

若い時の疾病入院は入院日数は短いのですが、50代、60代・・と年齢が進んでいくにしたがって、
入院日数は長くなりがちですので、現在のための医療保険というより、将来のための医療保険と考えて
準備しておくことが良いと思います。 いったん病気になってから慌てて加入しようとしても
加入できなかったり、保険料が高額になったりしますしね。

これから、子育ても出てくるとのことでしたので、iDeco(老後資金用)や積立NISA(教育資金用)などを
利用した貯蓄も進めながら、子育て期間からセカンドライフまでの最低必要な保険を確保するという観点から、
保険を考えてください。

医療保険は冒頭で書きましたが、死亡保障は60代以降、「誰に」、「幾ら」、「何のために」残すのかと
考えて保険金額を決定してください。 例として、息子に(喪主)、300万円、こじんまりした葬儀代などの
ためにとか、長男以外の子どもに、1,000万円、現金で相続させるために。などがあります。(長男には土地家屋やその他の財産を引き継いでもらうことを前提として)

もう少し保険料負担軽減を図りながら、保険を準備するポイントについてお話したいこともありますが、
またご質問頂ければ、触れたいと思います。

大事にしていただきたいことは、髙橋さんファミリーがどのような生き方を目指すのかとか、子さんとどんな
家庭を築いていきたいのか、などを第一に考えてください。保険は第二で良いと思います。

2020.05.12


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