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FPの回答

  • 菅田佳孝(株式会社ドリームインターナショナル)

    兵庫県

    2018.08.11

はじめまして。

住宅取得相談を主に取り扱っていますドリームFP事務所の菅田と申します。

まず、住宅ローンの審査では返済負担率について見られます。
返済負担率は税込年収に対する利息込みの年間返済金額となります。

質問者様の場合、手取り16万円、新卒で4月から社会人ということですので、税込年収換算で240万円+ボーナスといったところでしょうか?
その金額に対して、年間30%(金融機関や条件、年収により異なります)、例えば年収300万円、返済負担率30%として、年額90万円・月額にして75000円以内の返済額というのが一つの基準です。
この金額内に、これから借りる住宅ローンの元本及び金利だけではなく自動車やその他ローン、奨学金の返済、クレジットカードのキャッシング枠など、月額返済額が収まる範囲で借入金額の審査が行われます。

また、勤続年数についても一般的には1年以上の勤務を条件にしていることが多く、理由があって転職された場合であれば前職考慮されることもありますが、社会人1年目ではこの点で門前払いになった可能性が高いかと思います。

それから、1500万円の物件購入では不動産取引上、契約時に手付金として10%(150万円)が相場です。
せめて、手付金が支払える程度の貯金がある方が好ましいです。

まだ社会人になって4カ月程ということですので、1年以上の勤務、現在40万円の貯蓄からローンの月額想定額程度の貯金を継続して行っている実積を作ってみてはいかがでしょうか?

もちろん、不動産は早い者勝ちですので、その間に売れてしまうかもしれません。
しかし、今の現状で急いで買うにはリスクがあるように感じます。

具体的なことは個別に相談させて頂かなければ何とも言えませんが、現時点で気づいた点を書かせていただきました。

住宅ローンの審査も大事ですが、審査以上に物件購入後、長い期間返済をしなければなりません。
その点も考慮して住宅取得についてのライフプラン作成も承っております。
よろしければご相談下さい。
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