FPの回答へコメント
FPの回答
-
岩崎克哉(Office Iwasaki )
神奈川県2018.02.02
ここちゃんさん
はじめまして。ご質問ありがとうございます。
銀行勤務、ハウスメーカーの金融部の勤務経験があるFPです。
また、約20年ほど保険業界において、個人のお客様のライフプランニングに携わってきました。
FP相談で、「住宅ローンの借入金額はいくらまで可能ですか?」という内容は多い相談の1つです。
金融機関では、貸すのが仕事ですから、年収の7倍や8倍まで借入可能な提案をしたりします。
しかし、金融機関やハウスメーカーの提案通りにローンを組むとその後の家計に大きく影響してきますので注意が必要です。
時に、お子様がいらっしゃる家庭では、高校、大学と進学するにつれて、教育費の負担も考慮する必要があります。
そこで、目安となるのが、「年間返済比率」です。
年収に占める「ローンの年間返済額」のことを言います。この時、住宅ローン以外のローンがあるときはその金額も含めて計算する必要があります。
年間返済予定金額 ÷ 前年度税込み年収 × 100 = 返済比率
【参考 100万円あたりの金利・期間別の年間返済額】
金利 20年 25年 30年 35年
年1% 55,176 45,216 38,592 33,864
年2% 60,696 50,856 44,352 39,744
年3% 66,540 56,904 50,592 46,176
例
3,000万円を金利2%で30年借り入れた場合
年間返済予定金額=44,352×30倍=1,330,560円(月々 約11万円)
年収別返済比率
①年収400万円 1,330,560÷400万円×100≒33.3%
②年収500万円 1,330,560÷500万円×100≒26.6%
となります。
では、年間返済比率の安全度は何%か?
ズバリ 25%以内が安全です。
つまり、税込み年収の1/4以内にローンの返済を抑えるようにしましょう。
「税込み年収」ですので、正味の手取り額が少なくなります!
一方、銀行の提案は年間返済比率、35%~40%くらいまで融資可能としているようです。
これでは、住宅ローンのために働いている感じですね。
また、ご自身の年収から判断する場合は、年収の6倍未満を目安にするのが安全です。
はじめまして。ご質問ありがとうございます。
銀行勤務、ハウスメーカーの金融部の勤務経験があるFPです。
また、約20年ほど保険業界において、個人のお客様のライフプランニングに携わってきました。
FP相談で、「住宅ローンの借入金額はいくらまで可能ですか?」という内容は多い相談の1つです。
金融機関では、貸すのが仕事ですから、年収の7倍や8倍まで借入可能な提案をしたりします。
しかし、金融機関やハウスメーカーの提案通りにローンを組むとその後の家計に大きく影響してきますので注意が必要です。
時に、お子様がいらっしゃる家庭では、高校、大学と進学するにつれて、教育費の負担も考慮する必要があります。
そこで、目安となるのが、「年間返済比率」です。
年収に占める「ローンの年間返済額」のことを言います。この時、住宅ローン以外のローンがあるときはその金額も含めて計算する必要があります。
年間返済予定金額 ÷ 前年度税込み年収 × 100 = 返済比率
【参考 100万円あたりの金利・期間別の年間返済額】
金利 20年 25年 30年 35年
年1% 55,176 45,216 38,592 33,864
年2% 60,696 50,856 44,352 39,744
年3% 66,540 56,904 50,592 46,176
例
3,000万円を金利2%で30年借り入れた場合
年間返済予定金額=44,352×30倍=1,330,560円(月々 約11万円)
年収別返済比率
①年収400万円 1,330,560÷400万円×100≒33.3%
②年収500万円 1,330,560÷500万円×100≒26.6%
となります。
では、年間返済比率の安全度は何%か?
ズバリ 25%以内が安全です。
つまり、税込み年収の1/4以内にローンの返済を抑えるようにしましょう。
「税込み年収」ですので、正味の手取り額が少なくなります!
一方、銀行の提案は年間返済比率、35%~40%くらいまで融資可能としているようです。
これでは、住宅ローンのために働いている感じですね。
また、ご自身の年収から判断する場合は、年収の6倍未満を目安にするのが安全です。
+ 全文を見る
返答を書く
回答の内容に質問者から返答を書く事ができます。
お礼や、追加の質問を書きましょう。